トミカプレミアム フェラーリ テスタロッサ(黒)
「tomica PREMIUM FERRARI 3 MODELS Collection」シリーズから「FERRARI TESTAROSSA」です。
概要
メーカー:フェラーリ
どこの国:イタリア車
種類 :トミカプレミアム(タカラトミー)
スケール:1/61
素材 :ボディは亜鉛合金。シャシーはプラスチック。
重さ :36g
箱 :外箱に3台すべて入っているため、個々の外箱は無し。
ギミック:サスペンション、リトラクタブルライト展開・収納
遊べるか:手ころがし可能。
値段 :3台セットで3520円。
MADE IN VIETNAM
ボディはラメ無でかなり光沢のあるブラック。
リアのディフューザー部分はボディと同化しており、ボディと同じ黒色の塗装がされている。
フロントグリルは黒色塗装で再現されている。バンパー下部の右しか凹みが無いのは仕様で実車も同じようになっています。
ボディの曲線、そしてドア部分の通気口のラインまで綺麗に再現されている。
リアタイヤ近くの銀色プレートも塗装で再現。
リアのブレーキライトはトミカではすべて黒色なので存在してないように見えてしまう。
できれば横線の上からでもいいので暗い赤で塗り分けてほしかったところでもある。
注目の跳ね馬エンブレムは銀色塗装で再現されている。
上から。特にこれといった特徴は無し。
裏面は簡易的だがシャシーが再現されている。トミカは他のミニカーのシャシーより割とリアルで細かい方。前後ともカシメで止められており、前部分はリトラ開閉用のレバーがある。
ホイールは結構良く仕上がっている。黒色のボディにシルバー塗装のリムがよく似合う。
タイヤは溝有だがゴムではなくリムとともに素材はプラスチック。
リアタイヤを見るとタイヤの形がよくわかる。
ヘッドライトの下部分のフォグライトは実車と同じように色分けされている。
ウィンカー部分はオレンジ。そのほかはシルバー塗装で綺麗に塗り分けられている。
もちろんボンネットには跳ね馬エンブレムが印刷されている。
リアエンジンフードの中央にも「FERRARI」ロゴがしっかりと印刷されている。
マフラーはボディと同化されていて、シルバー塗装で塗り分けられている。結構こだわった仕上がり。
おそらく「testarossa」というロゴが印刷されているがスケール的に小さすぎてもはやなんて書いてあるかわからなくなってしまっている。
左フェンダーの上部にフューエルリッド(給油口)。
内装は前の茶色部分以外ハンドルもシートも何もかもすべてベージュに若干近い黄色。せめてハンドルも茶色にしてほしかったが、このスケールでハンドルまで塗り分けられているのはなかなか見ない。
ちなみに実車も似たような内装の色をしている。
ウィンドウガラスは前後左右すべてクリアプラスチックパーツ。
目玉ギミックのライト開閉。これだけでもかなり印象が変わる。黒色のフェラーリも見栄えが良い。
開いたライトの〇の部分はシルバーで塗装されている。ヘッドライトはボディとは同化していない別パーツ。
後ろから見るとこんな感じで、ライトが開くミニカーでよくある見た目。
サスペンションは若干あるに等しい感じでフロントはあまり沈まない。
リアも同等で、そこまで大きく沈まない。ほんとに若干ある感じ。
沈ませた状態でもタイヤは一応回る。
袋に入ったテスタロッサのトミカ。
相変わらず、やはりトミカプレミアムのセットはかなり高めですが、内装も実車に近い色で再現されているので十分飾って楽しめると思います。ボディは光沢のある黒色なのでホコリなどはかなり目立つのも注意が必要ですが。ただ、やはりプレミアムにしかないヘッドライト開閉ギミックはなかなか良い出来ですね。(通常トミカはエスプリのみ唯一のヘッドライト開閉ギミックがありました)
実車などの豆知識
テスタロッサはイタリア語の「赤い頭」という意味で、名車である250TR、500TRと同様エンジンのカムカバーが赤く塗られているところから名付けられました。(残念ながらこのトミカでは見ることができない。)テスタロッサは国によって性能に違いがあり、日本、カナダ、北米では排気ガス対策によって380PS、回転数は5,750rpmとなっており、欧州モデルは390PS、6,300rpmまで回るようになっています。最高速度は290~300km/h。駆動方式はMRですが、エンジン搭載位置はリアアクスルの周辺に位置するギアボックスの上方にレイアウトされ、必然的に重心は高くなりRRに近い重量配分となっています。
また前回紹介したF40と同じく正規カラーは赤のみなので、別色のテスタロッサはすべてリペイントされたものです。
本日はここまで。また次の車両でお会いしましょう。
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