デル・プラド 1970 トヨタ 7
本日は「delPrado」週刊コレクションシリーズから「TOYOTA 7」です。
概要
メーカー:トヨタ
どこの国:日本車
種類 :デル・プラド
スケール:1/43
素材 :ダイキャスト。シャシーはプラスチック。
重さ :56g
箱 :透明カバーと台座付き。
ギミック:無し。
遊べるか:台座から外せば手ころがしは可能。
値段 :1000円。
MADE IN CHINA
ボディはラメが全くないホワイトカラー。サイドの赤色部分は艶無しになっている。
マフラー部分はプラスチックだが、シャシーとは別パーツになっていて、色も若干マフラーのほうが明るい黒になっている。ウイングの部分は白色に塗装されたプラ板で再現されている。
この車には実車同様ヘッドライトというものが存在しない。耐久レースに参加する場合は別でヘッドライトを装着する必要がある。
サイド側には綺麗な赤色のロゴやTOYOTA-7のロゴが再現されている。
ウイングが若干傾いているが、この手のミニカーはよくあるのでお値段的にも仕方なし。
銀色のパイプのようなものはすべて銀メッキのプラパーツとなっている。
また、リアランプの赤い部分は銀メッキパーツの上にさらに赤色で塗装して再現されている。
上から見るとまあまあウイングが傾いているのがわかりやすい。
ホイールは実車と似ているかと言われたら、う~ん...といったところ。
星形リムを少し明るめな黒にして、本来キャリバーが見える部分も黒かったら、もう少し似たかもしれない。
ただ、やはりタイヤは1/43スケールなので割と手が凝っている...がこちらはレースカーなので実はタイヤに溝などは本来ない。もしかしたらこのミニカーはウェットタイヤ想定かもしれない。
エンジン部分はコスト的にかなり再現は頑張っている。実車が細かすぎるのでこの大きさならこのくらいの再現度になるかと。
こちら側から見えるターボエンジンは結構凝っている。
銀メッキで再現されたマフラー部分、そして赤色で再現されたエンジン部。
エンジンはシャシーと同じ黒色のプラパーツとなっている。
内装は黒色のプラスチックパーツ。シートベルトのタングプレート部分は銀色に塗り分けされており、手の凝った仕様になっている。
また、茶色のフロントガラスはプラスチックパーツでボディの上からくっつけている。
新品で買えれば、本来は週刊本なのでコレクションカード、台座、この車のマガジンなどが付いてくるんですが、中古で買ったため車両本体しかないです。手に入ったら追記しようかな...
実車などの豆知識
1968年~1970年にかけて日本グランプリ参戦を目的として製作されていましたが、1970年に本来開催される予定だった日本グランプリが中止され、米国のCan-Amシリーズ参加を想定して開発テストが続行されました。
しかし、Can-Am参戦が認可された当日の午後、鈴鹿サーキットにてテスト中のドライバー川合が事故死という悲惨な事件が起こってしまい、7プロジェクトは白紙となってしまいました。
もしこの車両が幻のレースカーとならずにレース出ていたならば、ポルシェとの熱いバトルが実現されたかと思います。なんなら十分優勝できるポテンシャルもありました。
ちなみにNAエンジンを搭載した青色バージョンも存在しており、ミニカーではトミカ、チョロQなどがモデル化しています。また同じターボ車の橙色のバージョンも存在しており、計三台のトヨタ7が富士にてデモランを行いました。
本日はここまで。また次の車両でお会いしましょう。